毎年恒例の…

こんばんは。古原鍼灸院の古原愛連です。

今日2月3日は節分。節分といえば“恵方巻き”、そして“豆まき”ですよね。

そもそも節分とは季節の分かれ目を意味し、本来は立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前日を指すようですが、現在では主に立春(2月4日頃)の前日が節分と呼ばれているそうです。季節の変わり目は邪気(鬼)が入りやすいと考えられていたため、その邪気を追い払い、無病息災を願う行事として豆まきを行います。(※ネットでざっくり調べました)

皆さんも一度くらいは、豆まきの経験があるのではないでしょうか?

我が家(正確には母の実家)では昔から、ちょっと特殊な豆まきの儀式があります。
これまでいろんな人に説明してきたのですが、同じことをしているご家庭にはまだ出会ったことがないので、紹介してみます。
(今年も先ほど実際に行われたばかりなのですが、状況の分かる写真を撮り損ねてしまいました。文章だけで伝わるかなぁ…)


会場は母の実家、10畳程度の座敷です。参加者は祖父母をはじめうちの家族、近くに住む親戚。年によって人数の変動はありますが、過去振り返って平均7、8人といったところでしょうか。多い時は10人集まることもありましたね。

撒くのは豆だけでなく、飴やチョコなど個装された小さなお菓子たち。それも大量。大きなザル3杯分くらい。(その写真がないのが悔やまれる)
生前祖父が基本的に撒く係だったのですが、体が弱ってからは男性陣の誰かが代わりをするようになりました。ちなみに今年は僕が引き受けました。

そしてここからがミソ。全員が位置についたら、部屋を完全に“消灯して”開始です。

撒く係が「鬼は外〜福は内〜」の掛け声で大量のお菓子を暗闇にばら撒いていきます。それを全員、ほぼ真っ暗な視界の中手探りで掻き集めるんですよね。子どもも大人も忖度なしの全力で。笑
(各自、お菓子を入れるためのビニール袋や紙袋、籠など思い思いのアイテムを準備して臨んでいます。笑)

時間にするとおそらく5分もないのですが、これがもう盛り上がって笑い声が耐えないんです。(音声があれば、もっと伝わるだろうなぁ…)

お菓子が尽きたら終了。電気を点け、誰が一番多く拾ったかを比べてまたひと笑い。年配の祖母がちゃっかりたくさん拾ってたりで。笑

今年初参戦の妻の成績

我が家のこの儀式、僕が物心ついた時にはすでに行われていたので特に違和感は感じていなかったのですが、小・中学生の頃、友だちに話しても誰にも共感してもらえなかったので、「あ、うちだけなんだ」といつしか理解しました。

なぜこのやり方になったのか今さら母に聞いてみたのですが、なんと母が幼少期の時点でもう始まっていたらしく、よく分からないとのこと。笑
祖父の亡き今、謎は謎のままがいいということで。


皆さんのご家庭では、独自の豆まきスタイル、ありますか??



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