ご来院から施術の流れ

ご来院の前に

当院は完全予約制となっております。
ご来院の際は必ず事前のご予約をお願いいたします。

ご来院時のお願い

・ご予約時間に合わせてご来院ください。

当院では、患者さんお一人おひとりのプライベートな空間を確保するため、患者さん同士の接触を極力控えております。
“早すぎるご来院”、“ご予約時間に大幅に遅れる”等は、前後の患者さんに影響しますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

※ご予約時間に遅れる場合は、一度ご連絡をお願いいたします。
※“連絡なしでの遅れ”、“無断キャンセル”等が続く場合は、今後のご予約をお断りさせていただくこともございます。

・肘から先、膝下の出る格好でご来院ください。

当院では、お悩みの部位に関わらず、全身への施術が基本となります。
こちらで簡単なお着替え(施術着)もご用意しておりますので、ご安心ください。
ご自身でご用意されたものに、当院で着替えていただくことも可能です。

※女性の方は、上はノースリーブなどがありがたいです。肩周りへの施術をする時以外はタオルをおかけしますので、ご安心ください。

基本的な施術の流れ

①問診票にご記入いただき、お身体・日常生活についてお話を伺います。

問診票の内容をもとに、お悩みの症状や日常生活のことをお聞きします。
中には、「そんなこと聞いて、何か関係あるの?」と思われるお話もあるかもしれませんが、東洋医学では症状の内容や部位に関わらず、全身の状態・生活習慣から、患者さんの体質や症状の原因を探っていきます。
お話できる範囲で構いませんので、普段の様子をありのまま教えてください。

②仰向けから始めます。脈を触り、頭や手足へ鍼とお灸をします。

問診後、お着替えが終わったらベッドに仰向けで寝ていただき、施術の始まりです。
両手の脈を触り、頭や手足に全身を整える鍼(軽く触れる程度)をします。症状に応じてお灸も行います。

どうして脈を触るの?
東洋医学では、患者さんの体質や今の状態を把握する方法の一つとして、“脈診(みゃくしん)”を用います。
両手の脈を触り、強さや速さ、左右差などから、状態を探っていきます。
脈診の他にも、舌やお腹の様子を診ることもあります。

③ベッドに腰掛けていただき、首から肩に鍼とお灸をします。

ベッドに腰掛けていただき、そのまま首から肩にかけて、鍼をします。
“刺す”というよりも、全体を優しくトントンしたり、撫でたりするようなものです。
肩凝りがある場合などは、お灸も加えていきます。

④うつ伏せの状態で、背中〜腰、足に鍼とお灸をします。

最後はうつ伏せになっていただき、背中から腰、足にかけて全体に鍼をします。③同様にトントンしたり、撫でたり。
その後、症状がある部位には重点的に鍼とお灸をしていきます。

⑤ゆっくりと起き上がっていただき、施術後の確認をします。

施術はうつ伏せで終わりになります。ゆっくりと起き上がっていただき、施術後の状態や脈をもう一度確認します。
一息ついてから、ゆっくりお着替えをされてください。

⑥今後についてのお話、お会計で終了です。

施術終了後、今後の生活に関するお話(アドバイス)を簡単にさせていただきます。
同時に、お会計が済みましたら終了となります。

※強引に次回予約を勧めることや、回数券の販売などは行いません。
※お会計は現金のみとなります。ご了承ください。

時間の目安
・施術自体は約50分ですが、初診時は問診にお時間を頂きますので、80〜90分程度お時間の確保をお願いいたします。
・2回目以降は約1時間で済むようになります。
※時間の制限「何時までに鍼灸院を出たい」などがある場合は、施術の前にお伝えください。

補足
・この流れは、あくまでも初診時の基本的なものです。
・症状や状態により、施術内容は変わります。
仰向けやうつ伏せなどの体勢がきつい場合は、無理をせずに教えてください。

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